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Indeedとハローワーク、どっちを使うべき?

Indeedとハローワークはどちらも無料で利用できる求人媒体のため、どちらを利用すべきか迷っている方も多いでしょう。
2つのサービスの違いをきちんと理解しないまま採用活動を行ってしまうと、うまくいかない原因にもなり得ます。

適切な媒体を選んで採用活動を成功させるためにも、このページで紹介するIndeedとハローワークの違いや共通点・メリットデメリットなどをよく確認しておきましょう。

Indeedとハローワークの共通点

無料で求人を
掲載できる

Indeedとハローワークはどちらも無料で求人を掲載できる求人媒体です。
掲載時の初期費用や成功報酬も発生しないため、コストを抑えて採用活動をしたい企業にとってはどちらも魅力的と言えるでしょう。

WEBで求人を
検索できる

ハローワークは各地の職業安定所で相談するイメージが強いかもしれませんが、Indeed同様にWEB上からも求人情報を検索できます
なお、求人票の作成はどちらも企業側で行う必要があり、Indeedやハローワークに依頼することはできません。

Indeedとハローワークの違い

主な違いを比較表にまとめました。
表の下では各項目について詳しく説明しています。

Indeed ハローワーク
求職者のハードル
掲載方法の難易度
求人の露出度
PR原稿の自由度
掲載期間 自由 約3か月間
求人の修正方法 WEBで即時 申込書を再提出
(翌日反映)
改善策の実施 有料広告も可能 原稿見直しのみ
応募者の管理 -

Indeedとハローワークの違いについて、以下に各項目を詳しく解説します。

違い①:求職者側の応募の手軽さ

求職者がハローワークで募集されている求人に応募する場合、ハローワークの相談窓口まで足を運ばなければいけません。
そこからハローワークの職員が求人を出している会社に連絡し、応募書類送付の案内または面接日程を調整します。

Indeedなら求人の検索から応募までWEBで完結できることがほとんどのため、ハローワークよりも手軽に応募できるのが強みです。

ただし、Indeed上に掲載されているハローワークの求人情報については、ハローワークと同じ手順で応募する必要があります。

違い②:求人票の掲載方法

ハローワークに求人票を掲載する場合、管轄のハローワークに行って事業所登録をし、記入した求人申込書を窓口に提出する必要があります。
事業所登録は初回のみで、求人申込書の記入は2回目以降からWEB上で行うことも可能。申し込んだ求人票は、翌日から掲載が開始されます。

Indeedに求人票を掲載する方法は、「Indeedに直接投稿する」「自社サイトとIndeedを連携する」の2つ。
どちらもWEB上で手続きを完結できるほか、費用はかかりますが求人票の作成や運用を代理店に依頼することも可能です。

違い③:求人票の露出度

Indeedは掲載している求人数の多さが強みで、SEO対策も行なわれています
そのため、GoogleやYahoo!で「職種+地域」などのように絞り込み検索した場合、Indeedの求人情報が上位表示されやすい傾向にあります。

また、Indeedには有料広告を使って求人情報を目立つ位置に表示させることもでき、多くの求職者に自社の求人票を見てもらう可能性が高い求人媒体です。

一方で、ハローワークの求人票はインターネットでの検索で上位表示されることが少ないため、Indeedに比べて求人票の露出度は低めです。
また、スポンサー広告のような優先して上位に表示する広告機能がないので、急募の求人を効果的にアピールするのには向きません。

違い⑤:求人票の掲載期間

ハローワークでは、求人票の掲載期間を申込月を含む翌々月末(約3ヶ月)までと定めています。
申込月が月末の場合は、掲載できる期間が約2ヶ月になるので注意が必要です。

Indeedなら、基本的に掲載期間は自社で決めることが可能
ただし、Indeedでは求人情報が最新かどうかを重視しているため、掲載順位を下げないようにするには常に最新の情報へのアップデートが求められます。

違い⑥:求人票の修正方法

ハローワークに登録した求人原稿の内容を修正するには、その都度ハローワークの窓口に出向いて申込書を再度提出する必要があります。
また、修正した箇所が反映されるのは申込書を提出した翌日になるため、リアルタイムでの変更はできません。

Indeedでは、WEB上で求人票の修正が可能。
文章のほかに画像や写真の変更もすぐに反映されるため、求職者にリアルタイムで最新の情報を届けられます

違い⑦:応募が少ないときの対策

ハローワークでは求人票を上位表示するなどの対策ができないため、応募者が少ない場合にとれる対策は「求人原稿の見直し」のみです。

Indeedなら有料のスポンサー広告を利用することで、求人を目立たせることが可能。
多くの求職者の目に触れることができるため、応募をもっと増やしたい場合に有効な対策です。
また、表示回数やクリック率、応募率などのデータも分析でき、求人原稿の見直しに役立てます。

違い⑧:応募者を管理できる機能

Indeedには応募者管理機能がついているため、どういった求職者からどのくらい応募があったのかをデータで管理でき、今後の求人活動に生かせます。
また、応募者への対応状況やフローを社内で共有できるほか、対応メールをワンクリックで送信できる機能も搭載。
テンプレートは自社で設定する必要はあるものの、応募者の管理から応募後の対応までサポートしてくれるのがポイントです。

一方で、ハローワークには応募者を管理できる機能はついていません。そのため、自社で応募者のデータを管理する体制を整える必要があります。

Indeedとハローワーク、
結局どっちを使うべき?

Indeedが向いている企業

  • WEBでの求人検索を重視したい
  • 採用活動のPDCAを回して戦略的に続けたい
  • できるだけ応募ハードルを下げたい
  • 場合によっては広告費用を使う余裕がある

ハローワークが向いている企業

  • とにかく1円もお金をかけたくない
  • 各地方の現場での採用活動を重視したい
  • 職業安定所の紹介状を利用したい
  • 公的サービスとして利用したい

Indeedはハローワークに比べて求人票を掲載するのに手間がかからず、SEO対策も行なわれていることから、より多くの求職者に自社の求人を見てもらえる可能性の高い求人媒体です。
そのため、求人媒体として「どちらが優れているか」といえば、Indeedに軍配があがるでしょう。

ただ、「どっちを使うと効果的か」という点では、Indeedとハローワークの両方に求人を掲載するのをおすすめします。
なぜなら、Indeedとハローワークの両方に掲載した結果、ハローワークからの応募ですぐに採用につながったという例もあるからです。

求人媒体としての利用者数についてはIndeedが圧倒的のため、Indeedをメインに採用活動を行うと良いでしょう。

Indeedの採用に苦戦しているなら
代理店に頼るのもおすすめ

ハローワークよりもIndeedのほうが求人媒体としては優れているといっても、Indeedに求人票を掲載すれば必ず成果につながるわけではありません。
Indeedを効果的に運用するにはコツやノウハウを押さえている必要があるため、専門的な知見やノウハウのない自社運用ではなかなか成果が出ないこともあるでしょう。

Indeedでの採用活動がうまくいかない場合は、代理店に任せるのがおすすめです。
代理店ならIndeedで成果を出すノウハウを蓄積しており、自社で運用するよりも効果的な運用を期待できます。
また、代理店によっては得意分野を生かしたサポートを行なっているところもあるので、自社の採用の課題やニーズに合った代理店を検討しましょう。

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