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IndeedPLUS(インディードプラス)のメリットとデメリットとは?

知名度の高い求人検索エンジン、Indeedが立ち上げた新たなサービス、IndeedPLUS(インディードプラス)について紹介します。話題の新システムには、どのようなメリットとデメリットがあるのかについてリサーチしてみました。ぜひ、参考にしてみてください。

IndeedPLUS(インディードプラス)の基本的な情報については下記記事を参考にしてください。

IndeedPLUS(インディードプラス)のメリット

元来より求人検索エンジンとして求職者と企業を結びつける役割を果たしてきたIndeed。その新サービスとして、2024年1月にリリースが開始されたのが、IndeedPLUS(インディードプラス)に他なりません。果たしてどのようなメリットが「プラス」されたのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

多くの求職者にリーチ

IndeedPLUS(インディードプラス)最大のメリットは、Indeedと様々な求人サイトとの連携を通じて、より広範囲の求職者に対して求人情報を届ける能力です。

これまでも行われていたIndeedのサイト上での求人情報掲載はもとより、まず『タウンワーク』ならびに『リクナビNEXT』との連携が開始。2024年3月以降は、『リクナビ派遣』、『はたらいく』、『とらばーゆ』、『フロムエーナビ』との連携が予定されています。

一括で求人掲載

これまで複数の求人サイトに情報を掲載するためには、それぞれの求人サイトが定めるフォーマットに即して原稿を作成し入力作業を行うという手間暇が必要でした。その点、IndeedPLUS(インディードプラス)では、原稿作成は1種類でOK。

その上で、Indeedに求人を掲載すれば、Indeed PLUSが求人情報の内容を精査し、連携先の各媒体のユーザーの履歴書や行動履歴などを参照するなどして、最適な求人サイトを選別し掲載。この一連の作業を、すべて自動で行ってくれます。サイトごとにいちいち掲載作業を行うという手間も不要になるのです。

一括で応募者管理

上記の通りIndeedPLUS(インディードプラス)では、求人情報を記載した原稿を1種類制作すれば、あとは提携している求人サイトのなかから適したものを選別して掲載するという作業をすべて自動的に行ってくれます。そうしたメリットに関連して、求人情報を閲覧してコンタクトしてきた応募者の管理も、ひとつの窓口にてワンストップで行えるようになっています。

従来であれば、複数の求人サイトに情報を掲載した場合、応募者とのやり取りは、それぞれの求人サイトにアクセスして行わなければならず、時間的にも物理的にも負担を強いられていました。その点、IndeedPLUS(インディードプラス)ではすべてまとめて、効率的に行うことができます。

無駄な費用のカットができる

これまで、インターネット媒体だけでなく新聞や雑誌の紙媒体を含む求人広告は、媒体に関わらず掲載料金が必要でした。一方、近年ではネット上の求人広告はどんどん増えているのに対し、求職者数は横ばいが続いているという状況。

それらを踏まえ、IndeedPLUS(インディードプラス)ではより多くの企業が求人広告を掲載しやすいようクリック課金制を導入。掲載された求人広告がクリックされた数に応じて料金が発生するという仕組みです。例えば30万円のプランでシステムを利用し、期間中のクリック数が25万円相当だった場合、差額の5万円分は差し引いての請求となります。

アプローチ機能で適切な求職者とマッチング

IndeedPLUS(インディードプラス)では求人広告を掲載し応募者からのコンタクトを待つというやり方だけでなく、人材を求める企業サイドから求人サイトの会員登録者にコンタクトを取ることができる「アプローチ機能」を利用することも出来るようになっています。

企業が掲載する求人内容を精査した上で、その内容にマッチすると思われる人材を前述の通り、各求人サイトの会員登録者からセレクトしてリストアップ。ここまでが無料で利用できます。リストアップされた人材の情報を閲覧するには別途料金が発生しますが、その点を差し引いても、なかなかに魅力的なシステムと言えるでしょう。

IndeedPLUS(インディードプラス)のデメリット

上記の通り、IndeedPLUS(インディードプラス)にはこれまでのネット求人サイトにはなかった、様々なメリットを有しています。その反面、メリットがあるということはデメリットもあるという理も当てはまります。利用に際しては、以下のようなデメリットについても考慮しておくことが不可欠です。

掲載先の指定はできない

繰り返しになりますが、企業が作成した求人情報は、IndeedPLUS(インディードプラス)により自動的に精査され、その内容に最適な提携先求人サイトへの掲載先が選ばれます。この自動選定は、IndeedPLUSの主要な特徴であり、大きなメリットです。

しかし裏を返せば、IndeedPLUS(インディードプラス)では利用者企業が自ら掲載先を選ぶということは出来ないということでもあります。例えば『リクナビNEXT』への掲載を希望しても、IndeedPLUS(インディードプラス)が『タウンワーク』や『はたらいく』を選出した場合、『リクナビNEXT』への掲載は行われないということになります。

運用ノウハウが必要

IndeedPLUS(インディードプラス)はこれまでになかった斬新なサービスであるがゆえに、利用者の側には、運用ノウハウが蓄積されていないというのが実情。これまでかかっていた手間暇を省ける代わりに、運用者としてのノウハウを積み重ねていかなければなりません。

例えば、一度掲載した求人に対する応募が想定より少ないという場合には原稿内容を見直す、修正するということを行ったり、掲載先の求人サイトの特性や求職者の思考や傾向を分析するといったことが必要になります。

利用する際は採用管理システム(ATS)が必須

これまでご紹介してきたIndeedPLUS(インディードプラス)の各種機能を利用するには、「AirWork採用管理」という採用管理システム(ATS)を利用しなければなりません。

この「AirWork採用管理」は無料で利用できるATSですので、予算的な心配はないものの、システムの導入や保守・運用、トラブル対応といったことを行う必要も出てきます。そうしたことを担当する人材を自社内に配置し、育成することを念頭に置いておく必要があります。

IndeedPLUS(インディードプラス)はどういった企業に適しているのか

これまでご紹介してきましたIndeedPLUS(インディードプラス)の機能やメリットを鑑みると、この新システムは、人材活用をより効率的に無駄なく行いたい企業すべてに適していると言ってよいでしょう。とりわけ、人事や求人活動に多くの人員や予算を割くことが難しい中小企業にとっては、まさに狙い目であり、積極的に検討すべきと言えるのではないでしょうか。

しかしながら、これまでになかった斬新なシステムであるがゆえに、これさえ導入すれば後は何もしなくても大丈夫ということはなく、運用しながらノウハウを積み重ねていくことが不可欠。そうした蓄積により、求人活動の精度をより向上させていくことができるのではないでしょうか。

IndeedPLUS(インディードプラス)のメリットデメリットについてのまとめ

  • 採用ミスマッチを減らせ、自社にマッチした人材と出会える確率をアップできる
  • 採用に関する業務を効率的に行え、採用コストの軽減も期待できる
  • 運用開始後は適宜ノウハウを蓄積し、修正や改善点を模索する必要あり

IndeedPLUS(インディードプラス)は、これまで思うように求人採用が行えなかった企業や、日常業務に追われ、求人採用業務が片手間になってしまっていたという企業などに、強くお勧めできる新システムと言えます。ただし漠然と導入すればよいというものではなく、運用開始後もしっかりとした体制で活用することが求められます。

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