Indeedを使い始めたばかりで、Indeedの機能を最大限に活用できていないという方も多いはず。ここでは、Indeedが提供しているツールの中から、Indeedアナリティクスについて紹介。どういった機能なのかをはじめ、主な機能や利用方法、Indeedアナリティクスで注目すべき5つのポイントなどについて解説します。
IndeedアナリティクスはIndeedが提供している求人情報の分析ツールで、求職者の反応分析を目的とした機能です。Indeedアナリティクスを活用することで、大まかなデータ動向や自社の求人情報がどのぐらい見られているかなどを数値で確認することができます。
分析結果をもとに自社の求人情報の課題や成果をあげている戦略を特定することにより、今後の採用活動に生かせるのがポイント。Indeedアナリティクスを利用するには、有料掲載が必須となっています。
Indeedアナリティクスを利用するにあたって、まずはIndeedアカウントを取得して求人掲載の準備を始めましょう。Indeedのアカウント自体は無料で取得できます。取得方法はIndeedのトップページに進み、求人掲載(無料)のボタンからメールアドレス等を登録します。
Indeedアナリティクスは有料掲載(スポンサー求人)を行なうことで活用でき、取得したアカウントの管理画面内でアナリティクスのデータを確認できます。過去に有料掲載を行なったことがある場合でも、Indeedアナリティクスの画面を確認することが可能。無料掲載のみの場合、管理画面で確認できるのは直近7日分のクリック数のみです。
概要画面で確認できる項目は以下の通りです。そのほか、クチコミや企業ページなどの機能を利用している場合、その評価も概要画面から確認できます。
【応募者の絞り込みプロセス】
求人情報が求職者に見られてから、応募に至るまでの各プロセスのデータを確認できます。
求人の効果がいまひとつなとき、上記のデータを確認することで求人情報の課題や改善策の分析に役立てます。
【有料掲載求人】
有料掲載求人のクリック率や応募率など、求人の成果を確認したいときに見る項目です。
【求人クリック数】
無料掲載との効果の比較やデバイス別(PC・スマートフォン)の比較を行なえます。
【求人費用】
予算管理を行なう際に使用する項目で、有料掲載にかかった一定期間内の費用の変化をグラフで確認できます。
求人タブ内にある「求人ダッシュボード」では、選択した期間内に1回以上表示またはクリックされた、もしくは応募のあった求人のパフォーマンレポートを確認できます。求人のパフォーマンスレポートは、無料・有料問わず利用できる機能です。
Indeedにおけるキャンペーンとは、求人を有料掲載する際に複数の求人を職種名や勤務地、キーワードなどの条件と予算設定によりグループ化して管理するための単位です。広告キャンペーン欄ではキャンペーンの予算や条件設定を行なえ、現在運用しているキャンペーンのステータスや予算額、表示回数、クリック数、応募数などを確認できます。
自社の求人ページが求職者にどのぐらい見られているのかを把握したい場合、表示回数を確認しましょう。表示回数が少ない原因としては、自社の求人に求職者の求める情報が記載されていないことが考えられます。Indeedはフリーワード検索型の検索エンジンのため、表示回数を増やすには求職者が入力するだろうキーワードを意識することが大切です。
求職者が入力しやすい情報としては勤務地や職業名のほかに、「土日休み」や「賞与あり」といった労働条件や報酬などに関するキーワードがあげられます。
クリック率とは、広告や求人ページへのリンクのクリック数を表示回数で割った値のことです。Indeedのクリック率の相場は3~5%といわれているため、クリック率が3%以下の場合は求人ページを見直す必要があります。クリック率をあげるには、求職者に興味を持ってもらうことが大切です。
職種名や仕事内容は検索結果の一覧画面に表示される情報のため、どのような仕事かイメージでき、さらに求職者の興味をひく表記を意識すると良いでしょう。
応募率では、自社の求人ページの表示回数に対して応募に至った割合が分かります。Indeedの応募率は平均1%前後と言われているため、1%を目安に求人ページの内容を見直すべきかどうか判断しましょう。応募率が低い原因としては、給与や待遇などの条件が他社よりも良くない、応募しようと思える情報やきっかけが不十分などが考えられます。
応募率をあげるには、競合他社の給与や待遇などの条件を調査したり、求職者が求める情報にはどんなものがあるのかを分析したりしながら、自社の求人ページを見直してみましょう。
クリック単価とは、広告が1回クリックされるのにかかる費用のことです。Indeedはクリック単価を上げると検索画面に表示されやすくなる仕組みのため、競合の入札が高まるとクリック単価が上がりやすくなります。クリック単価があまりに高いと感じる場合は、このまま同じ方法で続けていくのか、ターゲットを変更する、またはIndeed以外の媒体を使うなどの検討が必要です。
クリック単価の相場は職種やエリアによって異なるため、高いかどうか判断したい場合はIndeedの営業担当に相談すると良いでしょう。
自然検索(オーガニック検索)とは、検索結果画面の有料掲載以外の部分のことです。Indeedの求人一覧画面で、日付のみが表記されている広告が自然検索にあたります。無料掲載でも表示率の高い案件なら、予算を多く用意しなくても応募者を獲得できる可能性があります。
予算が適しているかを見極める材料として、自然検索の表示回数のデータを活用しましょう。
Googleアナリティクスは、Googleが提供している分析ツールです。Googleアカウントを持っていれば、誰でも無料で利用することが可能。Googleアナリティクスは無料でありながら非常に高性能なデータ解析を行なえるのが特徴で、「ユーザー(訪問者数)」「セッション(訪問数)」「ページビュー数(1セッションで閲覧されたページ数)」「直帰率」などのデータを取得できます。
Indeedのアクセス分析にGoogleアナリティクスを使うには、Googleアナリティクスのアカウント取得とIndeedへの埋め込みが必要です。Googleアナリティクスのアカウントを取得したら、申込みボタンをクリックして分析したいWebサイト名やURLなどを入力します。
「トラッキングIDを取得」ボタンを押したらトラッキングコードが表示されるため、それをコピーして「採用ページ」「応募完了ページ」の2ヶ所に設置しましょう。埋め込み作業が終わり、Googleアナリティクス上でコンバージョンの目標を設定すれば手続きは完了です。
Indeedアナリティクスは、求人ページを効率的に運用するために重要なツールです。ただし、Indeedアナリティクスを使用すれば誰でも効率的に運用できるわけではなく、データを分析して改善につなげる専門的な知見も必要になってきます。
アナリティクスを初めて導入する企業にとっては最初の設定だけでもハードルが高く、アナリティクス解析とIndeed運用を本業と並行して行なうのが難しいというところも多いでしょう。Indeedアナリティクスを有効活用して求人広告の成果をあげるなら、Indeedアナリティクスに詳しいIndeed代理店に運用代行を依頼するのがおすすめです。
慣れないIndeedアナリティクスに苦戦する必要がなくなり、さらに効率的な運用をサポートしてもらえることでIndeed採用を成功へと導いてくれます。
引用元:株式会社DYM公式サイト
https://dym.asia/
※広告費用のほかに、運用広告費の一定割合の料金が運用手数料としてかかります。
スタンバイ
求人ボックス
引用元:アドバ公式サイト
https://www.adva-webteam.com/indeed/
※広告費用のほかに、運用広告費の20%の料金が運用手数料としてかかります。
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